契約の方式と支払

建築の契約は、対比すれば不動産契約のそれとは全く違います。人は、土地と建築物は一緒で、同じような契約と思いがちですが、全く異なります。
読んで字のごとく、動かない物を不動産と言います。私の言いたい対比は、このように単純ではありません。つまり、表面や言語対比では無いと言う事で、本質の対比、つまり、利害が技術と出来栄えであると言う事の対比なのです。
現実は、皆さんの根本も業者の根本も正解とは言えません。企業を気取りユーザーを客とだけ意識する感触。ユーザーを利得の矛先と思う考え。お客あっての商売と言うのは正面と自身を褒めるだけの無意味さ。これを建築界では無能と言うのです。

私たち庶民は、生活の実践で勉強も経験もしています。言ってみれば、私たちと同じ位置にいながら、何故、金儲けだけの理屈を行使して偉そうな建築屋を気取るのですか!大したことの無い、私たちと何等変わらない頭脳の貴方達が、突如として、プロを表示するのでしょうか。本物の建築は本物の意識を持った職人が為せる、唯一の仕事であり神髄からの提供の結果なのです。近年のプロ気取りは、笑いにも成らない粗末なものです。素人に毛が生えた程度とは、まだまだ奢った話。何をか言わん。

世に言う契約書の中身を見ると、見えない程の小さい文字で"但し書き"を書く有名企業もあります。庶民を騙す方式は何処から生まれたか!寝ても覚めても考えてしまいます。私なら、違約規定をはっきり謳い。その他は全て客側有利の条項を書きます。違約条項とは、小さく書く事が疑いの証拠。正々堂々で、違約条件を欠くべきが正統であり当たり前の正義です。ともあれ、お客様優先の契約書は無いのだと考えてください。従って、お金を払う側が業者に約束を守って頂く為の"工事仕様書"と"違約償還"を考えるべきです。一般的には民法が違約返金を判断しますが、結局は請求裁判手続きがあっての事ですし、大変な労力です。また、何やかやと理屈を付けて、対抗するのが業者の常です。明らかな手抜き工事が仕様かなどは、芸術のに似て判断が難しいものです。ですから、業者選びはシッカリした目線でお願いしたい訳です。

建築契約には特段の基本性は無く、業者協定もされていませんので、各社の最良でひな型を作成する訳です。自社の有利を書くのは当然なのです。皆さんは、確約事項として、条項外の特約スペースか契約書の隅に走り書きしても成立しますので"もしも00の時は速やかに違約金の返還を成す"などを書くようにお願いしましょう。日本人の習慣で、言葉だけの約束が未だに通用しています。ましてや、そんな事は有り得ませんから心配しないでください!大丈夫ですよ!などと言われると後込みするか、変に納得してしまうのです。特に、田舎では、書き物(契約書)を仰々しく思い、双方が作成しない常態で成立しますし、特に、沖縄は書き物自体を敬遠するようで、後の争いに苦慮しているようです。契約書とは双方が嘘を即かないと言う証しにすぎませんので、信頼の上では必要ではありません。しかし、信用の上では必要なのです。信用していたのに!なんて寂しく嫌な言葉です。次段より、詳細を解説致しますので、契約の本質と支払いについて知って下さい。

 

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